弁護士特約が本領発揮するケース

  • HOME>
  • 弁護士特約が本領発揮するケース

交通事故の中でも「もらい事故」など、被害者にとって不利になりがちな状況で、弁護士特約は非常に有用です。
弁護士特約を活用することで、費用面の心配をせずに専門家のサポートを受けられるため、適正な賠償額の確保やトラブルの早期解決につながります。
これから弁護士特約が本領を発揮する代表的なケースについて解説します。

もらい事故における弁護士特約の重要性

もらい事故における弁護士特約の重要性

被害者に一切の過失がない「過失割合10:0」のもらい事故では、被害者側の保険会社は示談交渉を代行できません。
そのため、加害者や加害者側の保険会社と直接交渉する必要がありますが、相手方の保険会社は交渉のプロです。
被害者が不利な条件を提示されることも少なくありません。
このような場合、弁護士特約を利用すると、弁護士が示談交渉を代行してくれます。
弁護士は被害者にとって有利な条件を引き出し、適正な賠償額を確保するために尽力します。また、弁護士費用は特約でカバーされるため、金銭的な負担を心配せずに依頼できる点も大きなメリットです。
交渉に伴うストレスを軽減し、より良い解決が期待できるでしょう。

被害者にも過失がある場合の活用例

被害者に過失がある「過失割合2:8」や「過失割合3:7」といったケースでも、弁護士特約は利用可能です。
たとえば、自身に少しでも過失がある場合、相手方との交渉が必要になり、保険会社が提示する示談金額が適正かどうか判断するのは難しい場合があります。
弁護士を依頼すれば、示談金額の妥当性を精査し、不足がある場合には増額交渉を行ってくれます。
特に交渉が苦手な方でも、弁護士に任せることで安心して解決に向けた手続きを進めることができます。
弁護士のサポートを受けることで、被害者が納得のいく解決を得られる可能性が高まります。

加害者が任意保険に未加入の場合

加害者が任意保険に加入していない場合、被害者が十分な補償を受けられないリスクが高まります。
このような場合、弁護士の力が必要不可欠です。
弁護士特約を活用すれば、費用の心配をせずに法律の専門家のサポートを受けられます。
加害者が保険に未加入の場合、損害賠償請求は複雑化しがちです。
弁護士に依頼すれば、法律知識や交渉力を駆使し、被害者に有利な条件で解決を目指します。泣き寝入りすることなく、自身の権利を守るためにも、この特約を活用することが重要です。

軽微な事故でも特約は有効

小規模な事故では「弁護士に依頼すると費用倒れになるのではないか」と心配される方も多いですが、弁護士特約を利用すればそのような心配はありません。
費用が保険でカバーされるため、たとえ被害額が少ない場合でも、弁護士の助けを借りて適正な解決を目指すことができます。
たとえば、修理費用の過小評価や、相手側保険会社が示談を引き延ばす場合など、軽微な事故でも弁護士が介入することで迅速な解決が期待できます。
専門的な知識を活用し、無駄な時間や労力を省ける点も特約のメリットです。

トラブル発生時の強い味方

交通事故では、加害者が誠実に対応しないケースや、保険会社の提示する示談金額が被害者の期待に見合わないケースが少なくありません。
こうしたトラブルが発生した際にも、弁護士特約は強い味方となります。
弁護士のアドバイスを受けながら対応を進めることで、冷静かつ効率的に問題を解決することが可能です。
特に法的な専門知識を必要とする場面では、弁護士の存在が被害者に大きな安心感を与えてくれます。

弁護士特約の利用方法と注意点

弁護士特約の利用方法と注意点

弁護士特約を利用する際は、まず保険の内容を確認することが重要です。
この特約が付いていれば、基本的には費用の負担を心配せずに弁護士を依頼できます。
また、指定された弁護士に限らず、被害者自身が信頼できる弁護士を自由に選ぶことが可能です。
特に交通事故問題に強い弁護士を選ぶことで、より効果的なサポートを受けられます。
依頼前には弁護士の実績や専門分野を調べ、納得のいく対応が期待できる弁護士を見つけるよう心がけましょう。

お問い合わせ

TEL079-282-3575079-282-3575